バストの肥大や加齢により下垂してしまった場合も美容医療でバランスの良いバストに整えることができます。
施術方法は、バストの下垂具合、現在のバストサイズ、仕上がりのバストサイズのご希望により、以下の4種類の施術方法に分かれます。
乳房縮小 | 豊胸術による 吊り上げ |
乳輪吊り上げ術 | 乳房吊り上げ術 | |
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バストの 下垂具合 |
軽〜重度の下垂 | 軽度の下垂 (張りをもたせたい) |
軽〜中程度の下垂 | 重度の下垂 |
現在の バストサイズ |
大きい | 小さい | 大きい〜小さいまで | 大きい |
希望の バストサイズ |
小さくしたい | 大きくしたい | サイズは変えたくない | サイズは変えたくない |
大きすぎるバストを縮小し、形を整えるのが「乳房縮小術」です。
乳輪が大きい方は、同時に縮小することも可能です。
脂肪・乳腺・皮膚を除去し、乳輪乳頭の位置を上部に移動してバランスのよいバストに整えます。通常は乳輪下に逆T字の傷跡が残ります。
逆T字の傷跡が気になる場合は、乳房の下側と乳輪周囲を切開して、脂肪・乳腺・皮膚を除去し、乳輪乳頭を移動させます。こちらの場合、乳房の下側に傷跡が残りますがバストで隠れますので、正面から傷跡が見えにくいのが特長です。乳輪部分も円周に沿っていますので、ほとんど目立ちません。
元々のバストの形が、細長く下垂し、横方向への縮小が不要の場合に適応となります。
加齢などでハリが失われたバストの下垂(軽度)とサイズアップを同時に行いたい方は、豊胸術がおすすめです。バストにボリュームが出ることでハリが生まれ、軽度の下垂が改善します。
バストの下垂程度が軽度〜中度の方で、バストサイズは変更したくない方は「乳輪吊り上げ術」がおすすめです。
乳輪の上部を三日月型に切開し、上方へ移動させて縫合することで、バストの大きさは変えず、乳輪乳頭の位置のみを修正することができます。
下向き、または下方に位置する乳輪乳頭の位置が上方にくることで、バランスの良い形に整えることができます。
バストの下垂程度が重度にまで進行された方で、バストサイズは変更したくない方は「乳房吊り上げ術」がおすすめです。
乳輪の円周部分の余分な皮膚をドーナツ型に切除し、バストの上方で乳輪にそって縫合。下垂したバストの形と乳輪乳頭の位置を整えることで、バストの大きさは変えることなく、全体に張りを持たせて、バストアップすることができます。同時に乳輪を縮小することも可能です。傷跡は乳輪の輪郭に沿っているので、ほとんど目立ちません。